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「野見宿禰と大和出雲」

大和出雲という言葉を聞かれたことがありますか?



私がこの語を初めて目にしたのは、最近読んだ「QED 出雲神伝説」という本でした。

これはフィクションのミステリーではあるのですが、蘊蓄部分の情報が深いシリーズで、ここで島根県の出雲の源流は奈良の出雲であると書かれていて、奈良に出雲という地名があること、そこが出雲の源流と考えられていることなど全く見聞きしたことがなかったことに驚きました。



ご紹介する「野見宿禰と大和出雲」は「QED 出雲神伝説」に参考文献としてあげられていたものです。

著者の池田雅雄さんは相撲史を書こうとして、その起源とされる記紀の謎に取り組み、大和出雲が出雲の源流ではないかという考えを得られたわけです。



日本書紀には、野見宿禰(のみのすくね)が、垂仁天皇の命により当麻蹴速(たいまのけはや)と角力(相撲)をとるために出雲国より呼ばれ、蹴速と互いに蹴り合った末にその腰を踏み折って勝ち、蹴速が持っていた大和国当麻の地(現奈良県葛城市當麻)を与えられるとともに、以後垂仁天皇に仕えたと書かれているのですが(垂仁天皇7年条)(この話はちょっと記憶があるようなないような・・・)

このとき野見宿禰は呼ばれた日にやってきて、次の日に相撲したということになっていて、出雲=島根県だとしたら、とても無理ではないか? 著者の池田 雅雄さんはその疑問からスタートして、奈良県桜井市出雲を見つけ、古老から様々な伝承を聞き出してここが野見宿禰のいた出雲だったのではないかと結論付けておられます。

歴史学では解けない謎を民俗学の手法で解いたわけですね。



それはそれでいいのですけれど



気になるのは、この相撲の歴史を調べていた方が奈良の出雲を見つけてくださっていなかったら、そしてそれを元にミステリーが書かれていなかったら、私は知らずに終わっていた点。(私だけではなく周囲の先達に聞いても知らなかった)

大和出雲は古来何度も洪水の被害に遭っていて(この洪水が出雲神話のヤマタノオロチではないかとも)、古文書類が一切残されていないという悪条件があり、たぶん今の皇室につながる倭の国に蹴散らされてひっそりと目立たないように生活してきたから生き残れたということもあって大きな声は挙げなかったのだと思います。

奈良は奥ゆかしいところがすごく好きなんですけれど、でもいくらなんでもアピール不足ではないでしょうか。

日本のスタート地点としてもう少しきっちり正しい歴史を発掘し、発信する知恵というか労力というか研究費というか…を惜しんではいけないんじゃないかなあという思いでいっぱいです。

まあ、桜井市も巻向遺跡の方で忙しいかな。出雲の本流より卑弥呼の方がインパクトありますけどね(・・;)



序文は梅原猛氏。

神々の流竄」も読み直してみたい。



野見宿禰と大和出雲―日本相撲史の源流を探る
池田 雅雄
彩流社

このアイテムの詳細を見る
『相撲起源神話や伝説を、大和出雲を中心に探った労作。世界中の相撲に類する力競べや格闘技の話から説き起こし、日本独自の力競べ「相撲」の起こりとその歴史的展開を述べ、ついで野見宿禰と大和出雲の伝承世界へと分け入る。 』





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