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館蔵名品展「曾我蕭白と中近世美術の精華」
奈良県立美術館に
館蔵名品展「曾我蕭白(そが・しょうはく)と中近世美術の精華」 を見に行ってきました。
40周年記念だということです。
新しいのですね。
館蔵名品展ということですが、あまり期待できないということは重々承知の上で…
先日、
ボストン美術館 日本美術の至宝展で蕭白を気に入ってしまったので、どんなものがあるのかなと…まあ、ボストン美術館=ビゲローが持って行かなかったものとも言えるのですが…(・_・;)
蕭白は館蔵品3点と、(伊勢に居た時間が長かった人なので)その三重県立美術館蔵の重要文化財「竹林七賢図襖(旧永島家)」(8月3日~25日展示)(ふるさと知事ネットワーク美術館交流で
=タダってことなのかしらん)
27日~9月22日は「松に孔雀図襖」と「許由巣父図襖」(三重県立美術館蔵)が展示されるそうです。
できれば重文の方をご覧になった方がよろしいかと…。
あとは、仏画、水墨画、肉筆浮世絵、浮世絵版画、着物類、甲冑など。
良かったのは桃山時代の「円文様辻が花胴服」。保存状態は悪いのですが、大きな円文様と襟のビロードの辻が花の対比が面白かった。胴服というのは羽織の原型だそうです。
ま、県立美術館がびっくりするようなお宝を持っていたら逆におかしいのですけれどね。
館蔵名品展「曾我蕭白と中近世美術の精華」
昭和48(1973)年3月に開館した奈良県立美術館は、今年平成25(2013)年に開館40周年を迎えました。この区切りの年にあたり、館蔵の美術品を改めて紹介し、その魅力を広く知っていただくため、館蔵名品展を2013年夏と2014年年初の2回に分けて開催いたします。
今回の第1回展では、日本の中・近世美術を中心に、絵画・版画・書跡・工芸を展示いたします。
また、本展の中で江戸中期の画家 曾我蕭白の作品を展示することに合わせ、全国の13県知事が組織する「ふるさと知事ネットワーク」の美術館交流により、三重県立美術館から蕭白の水墨画の大作を出品していただきます。これにより、蕭白の画業をより広く、より深く知ることのできる絶好の機会となりました。
奈良・三重の所蔵品により、曾我蕭白と中近世美術の精華をご鑑賞ください。
2013年8月3日(土)~9月22日(日)
奈良県立美術館
奈良市登大路町10-6
開館40周年記念名品展は、来年にもあるそうで
上村松園・富本憲吉・田中一光・・・美の世界 ~近現代美術の100年~題をみただけでくらくらっときそうでした。
上村松園・富本憲吉・田中一光をいっしょくたに並べる・・・(共通項は奈良ゆかりというだけ)
いちおう見にはいくでしょうけれど…(・・;)
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- Date : 2013-08-07 (Wed)
- Category : 展覧会